正攻法を考える。
“超おススメ!”
“絶対コレがいい!”
こんな風に思われるものでも
真向から反論する意見ってあるものです。
例えばダイエット系ではその傾向が
顕著に表れます。
“ダイエットは炭水化物を抜くことが良い”
という意見もあれば
“炭水化物を抜くダイエットは体に悪く
健康的に痩せれない”
なんて意見もありますね。
こうした対立的な考え方は
ダイエット系の話だけではなく
ビジネスの世界にもあるんですね。
例えば「モデリング」という方法は
ビジネスでもスポーツ分野でも能力を向上
させる手段として一般的に「良いもの」とされています。
でも、この「モデリング」も同じように
“良くない”という考えがあります。
今回はあえて批判的な見方で
この「モデリング」について考えてみます。
※私自身は「モデリング」について否定的では
ありません(笑)
モデリングとは?
心理学用語になるのですが
簡単に言うと「マネすること」になります。
モデリングって言葉自体が現在では浸透しているので
深く説明は省きますがもし、知らない様でしたら
自分のスキル向上の為の手段として
手本となる人のモノマネをすれば良い
こんな考え方だと思って下さい。
アフィリエイトやコピーライティングではよく
「文章の写経」なんて言葉を使いますが
この写経はまさに「モデリング」を取り入れて
いる方法だと言えます。
ただ、文章をマネれば文章力が上がったり
コピーライティングスキルが向上するとは
一概には言えないのですが、
モデリングを否定する
人の意見ではこの辺をポイントに焦点を当ててます。
モデリングの効果が低下する要因
モデリングをしているのに
思うようにスキルが向上しない要因は
2つあると思ってます。
1つは
「マネをする対象が不透明」
誰をマネて良いか分からないので
根本的な要因になってしまいます。
実はこの段階でモデリングをすると
いうことは、良し悪しも分からずとにかくマネてしまう。
これでは当然にスキル向上は見込めません。
たらればの話に近くなってしまいすが
モデリングで自身のスキルを向上させるには
モデリングすべき対象を判断できるかが必要になります。
では、
実力がある人に判断してもらえれば良いのでは?
こう指摘されるかもですが
実はもう一つの要因がここにあるんですね。
人から与えられたマネる対象は
それをモデリングするときに
「目立つところ」をマネしてしまう傾向があります。
つまり、目立つところとは
多くは「悪いところ」が多いんです。
例えば、歌を上達させたいので
誰かのモノマネをすると
「悪い癖の部分だけマネる」ことが多いんです。
ネットビジネスに置き換えても同じで
「売れているから」とか「成約率が高いから」
だけで判断してマネをすると悪い箇所だけをマネてしまう可能性があるんですね。
モデリングって効果ないの?
モデリングを否定的な見方で
展開してきましたが
私自身はモデリングは
“成長のために必要な手段”
と考えてます。
当然に良い部分はどんどん吸収すべきです。
否定的に見た意図は
これは本当に正しい方法・手法なのか?
実は正しいものではないのかもしれない・・・。
こんな風に疑いを持つことは考えを深めることにもなるので
非常に大事だと思うのです。
そういうプロセスの繰り返しが
自身の成長に繋がるんだと思います。
正攻法を“モデリング”する時は
この正攻法は果たして正しいのか??
自分の方向性とあっているか?
一度、深く考えて見るのも良いかもです。
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